グッドウィルドーム

ドーム全体像

グッドウィルドームはプロ野球、西武ライオンズホームグラウンドです。
旧名称はインボイスSEIBUドーム、自然の風が通り抜ける半屋外型のドーム球場です。

元々はアマチュア野球を中心に使用されていた「西武園球場」という小さな球場でした。
プロ野球開催可能な球場として改築中の1978年6月に国土計画がクラウンライターライオンズ(元西鉄ライオンズ)を買収する事が決まりました。球団名を西武ライオンズと改称し、改築中の新球場を同球団の本拠地にすることを定めました。そして「西武ライオンズ球場」と球場名も改称して1979年に開業に至りました。

ドーム風抜けドーム道際

丘陵地を掘り起こしてそこを造成して建設したという、他にあまり例のないものです。
外野の中央口の一カ所からしか入場はできません。したがって、反対側のバックネット裏へも球場内のスタンド後部通路を通り行く事になります。

1999年に西武ライオンズ球場という既存施設に、後から屋根を架設するという異例の建設方式にでドーム球場へと生まれ変わりました。屋根のおかげで雨天による試合中止はなくなりましたが、自然の風が通り抜ける半屋外型のドーム球場なので台風等があった場合は安全面を考慮して試合を中止することはあります。
多摩湖越しのドーム空調設備がないため、夏(7月~8月)は球場内が蒸し風呂状態になる事が多いです。逆に春先や秋口、特にナイターは寒く感じることも多く、また時に天候次第で球場内に霧が立ち込めることもあります。
日本のドーム球場の中では最も低コストで作られ、環境に配慮がされた球場としての高い評価もあります。
他のドーム球場と違い屋根とスタンドの間に外観が見えるようになっており、日本で唯一の場外ホームランの出るドーム球場でもあり、西武のカブレラ選手が実際、場外ホームランを打っています。ドーム大きな姿は多摩湖の対岸からや、狭山湖の堤からも見ることができます。

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