三光院
三光院
三光院は創建年代ははっきりとわかっておりませんが、開山した住職が延文2(1357)年、足利時代のはじめに亡くなったという記録がのこっています。したがって鎌倉末期から室町初期に建立されたものと見られます。
多摩湖が造られることになったとき、そこにあった7つの集落と、161戸の家々と、3つの寺院、3つの神社が水に埋まってしまうために、移転を余儀なくされました。
三光院も大正12(1923)年に現在地へ移転するまでは下貯水池の取水塔付近にありました。
徳川幕府から土地を与えられた市内では唯一の寺院でした。寺領3石と境内1万坪を持っていました。15通の朱印状が市指定文化財(市重宝)となっています。
交通量の多い新青梅街道のすぐそばの寺院ですが、手入れのゆきとどいた庭園になっている境内は静かで落ち着きます。
東大和市清水4丁目1132 |
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