狭山湖
狭山湖
多摩湖の北西にある狭山湖は正式には山口貯水池と言います。
山口貯水池は昭和2年(1927)から昭和9年(1934)にかけて
東京の人口増加に対応するため、水源を確保するために作られた人造湖です。
アースフィルという形式のダムになっています。
狭山丘陵にあった現在の所沢市の旧山口村、旧勝楽寺村と上山口村を流れていた柳瀬川。
谷を深く浸食し流れる柳瀬川を堰き止めて作られたのが山口貯水池でした。
1998年から2002年にかけて阪神淡路大震災を教訓に堤体の耐震強化工事が行われました。
ダムをより強固な形にするための堤体補強工事は世界に他に例のないものだそうです。
現在は隣の多摩湖、が同じく耐震強化工事が行われています。
周辺には、保谷狭山自然公園自転車道線などのサイクリングロードが整備されています。自然豊かで四季折々の風景は周辺住民の憩いの場となっています。